高野山 大門(開創1200年特別開帳)

壇上伽藍から中門を出て、右手に15~20分ほど坂を上ると、根本大塔と並ぶ高野山のシンボル、大門があります。

高野山の真の玄関

駅からバスで行こうとすると1時間に1本ほどしかないので、ちょっと不便です(開帳時は臨時便があります)。しかし、この大門こそが高野山の入口、聖域の結界。九度山の慈尊院からの20km超に亘る、表参道を歩いてきた巡礼者たちが高野山で最初に目にするものです。

ですから他には何もないところに、威厳を保つように巨大な門がそびえ立っています。

街中からは離れていますが、壇上伽藍からは徒歩20分ほどなので一度は見てほしい場所です。

高野山大門

仁王像の大きさは国内第2位

大門の仁王像(金剛力士立像)は、奈良の東大寺南大門に次いで日本第二位の大きさです。でも、顔はちょっとひょうきん^^。

壇上伽藍の中門と違って、大門の周りには比較できるような建物が何もありません。なので、実際に見ても、どれほど大きいのか実感が湧きません。しかし、仁王像の大きさを聞くとやはりとても大きな門だとわかります。写真を見ると、上段部分が重そうで威圧感があります。

阿形像

高野山大門3

吽形像

高野山大門4

大門はお堂のように立派ですが、もちろんお寺ではないので御朱印などはありません。(そもそも人がいません。観光客でさえもちらほら^^)

世界遺産・町石道について

さて、この大門につながる表参道(巡礼道)は町石道(ちょういしみち)と呼ばれ、現在はハイキングコースにもなっています。途中で、公共の交通機関では行きにくい丹生都比売神社に寄り道も可能ですが、高野山ケーブルの急勾配を考えれば想像がつく通り、ハイキングと言っても軽登山です。トレッキングのしっかりした準備をしてください。ちなみに、片道6時間はかかるそうです^^。

高野山大門5

ところで、町石とは、巡礼者が迷わないようにするための道しるべです。1町(約109m)ごとに立ててある石製の標識ですが(実際は等間隔ではない)、石柱になったのは鎌倉時代になってからです。

町石には慈尊院から伽藍までの180基には胎蔵界180 尊をあらわす梵字、伽藍から奥之院までの36基には金剛界の36尊梵字と距離(○町目)などが書かれています。奥之院参道もこの一部です。

この町石道もそうですが、大門も世界遺産です。ちなみに、高野山では6ヶ所が世界遺産に登録されています。

  1. 高野山の中心~壇上伽藍
  2. 弘法大師の御廟~奥之院(参道を含む)
  3. 真言宗総本山~金剛峰寺
  4. 高野山の入口~大門
  5. 江戸前期を代表する霊廟建築物~徳川家霊台
  6. 歴史的文化財の宝庫~金剛三昧院

つまり私、この一日で世界遺産全てを見たことになります。疲れるわけです^^;。

高野山大門2

アクセスMAP

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