善光寺の宿坊は御朱印がたくさん

前回は宿坊でいただける御朱印の種類をご紹介しました。本当は、宿坊まで御朱印をもらうようになると収拾つかなくなると思ったのですが、とても魅力的だったので、やっぱりいただいてしまいました。今回はその一部をご紹介します。

宿坊の御朱印は多様

世尊院以外の宿坊

薬王院は長野駅から善光寺に向かうとき、一番左奥にある宿坊です。もともとは阿弥陀堂として建立され、善光寺の39の宿坊の中でも最も古い宿坊になります。

善光寺薬王院御朱印

続いて、福生院。東京近郊の方は「ふっさいん」と読んでしまいそうですが、「ふくしょういん」です。薬王院とは逆に一番右奥にあるのが福生院です。

善光寺福生院御朱印

玉照院は福生院の通り(釈迦堂通り)の一番駅寄りにあります。この玉照院と福生院の中間に、涅槃釈迦堂があります。
善光寺玉照院御朱印

玉照院から仁王門通りをまっすぐ行き、仁王門を過ぎた次の通り(阿闍梨池通り)との交差点にあるのが良性院(りょうしょういん)です。

善光寺良性院御朱印

珍しいお地蔵様のいる宿坊

良性院からは仁王門を潜って、左側3件目の宿坊が白蓮坊。目印はむじな地蔵。入口にあるお地蔵さまと一緒に狸が数珠を持って拝んでいる姿がかわいいんです。

むじな地蔵

白蓮坊には狸(=むじな)が人に化けて善光寺参りをした伝説があります。

むかし、自らが生きるために他の生き物の命をいただかなくてはならない身の上を恥じていた狸がいました。その狸は善光寺に詣でて灯籠を寄進し、後生を願いたいと考えます。

一念発起した狸は、人に化けて善光寺を訪れます。しかし、到着して気が緩んだ狸は、宿坊で狸の姿のままお風呂に入ってしまい、運悪くその姿を見られてしまいました。狸はあわてて逃げ出し、灯籠を寄進する願いは叶いませんでした。

住職は狸を不憫に思い、代わりに一基の灯籠を建ててあげました。 それが今も残る「むじな灯籠」です。~というおはなし。

それにちなんで御朱印はむじな地蔵。むじな灯籠ではないんですね^^。

善光寺白蓮坊御朱印

こちらはギャラリーもあり、万華鏡の展示をしていました。ギャラリーの左手を上がらせてもらうと、もう一体、色つきのむじな地蔵がいます。こちらはもっとかわいいです。

御朱印を書いていただいている間に、むじな物語や説法を伺いました。

善光寺の宿坊で精進料理が有名なところ

白蓮坊の先にある、兄部坊(このこんぼう)は善光寺の宿坊の中で一番有名かもしれません。豪華な精進料理。旅館のようなお風呂。よくマスコミにも取り上げられています。

善光寺兄部坊御朱印

善光寺宿坊のまとめ

宿坊は一般のお寺と違って、大きな民家のように見えるので、入るのにちょっと勇気がいります。お客でもないのに怒られないかしら…とか。玄関か締まっていればなおさら。

でも、善光寺は御朱印コレクターに優しいお寺のようで、どちらでも快く応じてくださいました。
薬王院では留守かと思って帰ろうと門を出たら、住職の方が門の外まで探しに出てきて、引き止めてくださいました^^。

ただ、宿坊ならではの注意点。
前回の説明と被りますが、やはり宿坊にはお客さんがいるので、お出迎えなどの接客時やお昼や夕食の準備中など、忙しい時間帯もあります。その際は書置き対応や、いただけないこともあります。

本当は泊まって精進料理を楽しみたかった…。

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