天橋立 成相山成相寺 西国三十三所月参り巡礼

西国二十八番札所「成相寺」。あの有名な特別名勝「天橋立(あまのはしだて)」の景色を望む、西国三十三所最北端のお寺です。


バラエティ豊かな乗り物に乗って参拝


まずは天橋立駅から観光船に乗って対岸へ。湾岸をバスで移動することもできますが時間がかかります。観光船ならば到着まで12~3分。

便は30分に1本(季節や混み具合により臨時便あり)なので、待ち時間を利用して船のりばの隣の「智恩寺」を見学することもできます。智恩寺は「日本三大文殊」のひとつで、「切戸の文殊堂」の名でも知られます。

対岸には丹後一宮でこれも「元伊勢」の名で有名な「籠神社(このじんじゃ)」があります。成相寺へはこちらの境内を通ってケーブルカーかその隣のリフトで山上へ向かいます。ケーブルカーは15分間隔(季節・混み具合により増減あり)ですので、待ち時間がストレスになる方にはリフトを。5~6分で登り切ります。

ちなみに帰りは景色が良いのでリフトがオススメ。

ここまでの往復運賃は「傘松観光券」を利用するとおトクです。傘松観光券には金額別にいくつかありますが、この場合は¥1500のものを購入してください。天橋立の船のりばで購入できます。

さて、成相寺へはここからさらに成相寺登山バスを利用します。成相寺のシンボルの山門の横を通りますが終点までバスで行き、参拝後に徒歩で下って山門を見た後、すぐ脇のバス停から帰りのバスに乗るのが一般的。

先ほどの「傘松観光券」を見せると割引運賃になり、成相寺入山料も含めて往復¥800になります。

思いがけず月参り巡礼に参加


2018年に西国三十三所観音霊場は草創1300年を迎えました。それを記念して2017~20年の間、御朱印に記念印がつきます。またそれとは別に2016年4月から月1で「月参り巡礼」と称し、持ち回りで特別法要が執り行われており、この日にはさらに特別印が押されます。

成相寺の月参りは本来2018年7月だったのですが、西日本豪雨の影響で11月9日に変更されました。

月参り法要


開催時刻になると散華を撒きながらお坊さんの列が本堂に入場されて法要が始まります。

この散華、とてもきれいな質の良い厚手の紙でできています。逆に撒かれてもボテボテボテッと落ちてきて優雅さとしては微妙^^;。

法要中は高野山の声明と同じような耳に心地よい響きに満たされました。あの声はずっと聞いていたくなります。やっぱりご縁を得て月参り法要に参加できて良かったです。

私は松尾寺への電車の都合上最後まで参加できませんでしたが、最後に「御供物(記念品)」をいただけるようです。

月参り限定御朱印


月参りの日を選んで巡礼される方もいらっしゃいますが、御朱印の配置を揃えたかった私は、その日をずらすように2か月も前から万全の計画を立てていました。

(11月の月参りは18日に32番札所で行われる予定でした)

それなのに幸か不幸か(^^;)まさかのバッティング。なかなか思い通りにはなりませんね。

でも

ありがたいことに御朱印は書き手さんが気を使ってくださり、あらかじめ印を押す場所を確認してくださいました。

左上に1300年の記念印で揃えたかった私は月参りの特別印を右下に押してもらって大喜び^^。(一般的には御朱印の左上に特別印、右下に記念印が押されます)

この日は御朱印のあて紙も特別仕様。

「月参りの日は御朱印が2時間待ち」などという恐ろしい情報もありましたが、法要時頃は全く並んでおらず、書き手さんたちが待ちの状態でした。

成相寺の様子


真向きの龍


今回いちばん見たかったものがこちら。左甚五郎作。パカッと開けた口がかわいい^^。


撞かずの鐘


建造中に事故があり、撞くと亡くなった子の泣き声が聞こえるといういわくつきの鐘。でも平成に入り、記念行事として一度撞かれたそうです。どんな音だったんでしょうね。


境内周辺


寺を出で少し行くと「天橋立展望台」があります。所要時間10分とありましたが急げば展望台で写真を2~3枚撮って、ちょっと景色を見るだけなら往復5分でも行けます。


平成五重塔



山門


最後に山門。こちらの仁王像は運慶の作。

思ったよりもコンパクトにまとまっており、1時間あれば一通りゆっくり見学することができます。

帰りには「かにずし」を食べよう


天橋立駅に戻ったらぜひ駅の正面にある「海鮮工房 はしだて物産」 で「かにずし」を。

駅弁のような酢でギューッと締められて萎縮したカニではなく本来の甘さが楽しめます。¥1500。写真上部は一緒に購入した焼きさばずし。時間があれば中で食事もできます。生牡蠣が人気のようです。

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