新幹線も停車する群馬県の主要駅・高崎。有名な高崎観音や榛名神社もここからバスが出ていますが、徒歩で行ける寺社はあまりありません。
高崎神社は1時間以内で往復でき、かつ御朱印がいただける数少ない神社です。
時間が合えばバスが便利
高崎市役所などが近くにあり、バスの数も地方路線の中ではまあまあです。20分に1本くらい。これとは別に、コミュニティバス「ぐるりん」でも停車する路線があります。
どちらのバスでも神社の前に停留所があるので便利です。
駅から歩くならば、西口からメイン通りを道なりに進むだけです(途中、道が大きく右に曲がっています)。所要時間は20分ちょっと。ですから、バスの待ち時間によっては歩いた方が早いでしょう。
神社の向かいにある浄土真宗の覚法寺が立派でした。高崎神社の入口があまり目立たないので、ここを目印にすると通り過ぎる心配もありません。
境内の雰囲気は
さて、私が伺ったときは残念ながら社殿の修復工事中。この間の参拝は社殿の階段の下で行います。
でも、少しだけ社殿が見えました^^。
高崎の総鎮守ですから、なかなか立派な社殿です。階段が長く、意外と高所にあります。
ちなみに、高崎神社は元々は熊野神社でした。明治後期に境内末社12社と、市内17町鎮座の36社を合祀して高崎神社となり、高崎の総鎮守となりました。
美保大國神社をスルーするのは損
敷地内には美保大國神社もあります。
美保神社も大国神社も総本社は島根県にあります。島根では美保神社と出雲大社(大國神社の総本社)を両参りすることで縁起が良くなるとされています。しかし総本社は同じ県内でも80kmも離れているので、両参りは大変。
その点、この美保大國神社は昭和2年の建立で新しいのですが、一度に両参りができて便利。縁起良さそう^^。
実際、昭和の不況時に高崎の商工業者たちによって、産業の振興を祈願して建てられた神社です。
御朱印は社務所でいただけます。高崎神社は神前結婚式に力を入れていて、結婚式場も併設しているので、かなり現代的な社務所でした。
御朱印はシンプルですが、繊細で美しく、これぞ「神社の御朱印」といった雰囲気です。
なお、いまのところ、美保大國神社の御朱印はないようです。